介護職に役立つレクリエーションで活かせる資格とは?

デイサービスでは身体機能の維持や向上、脳の活性化、友達との触れ合いなどを目的とし、レクリエーションが活発に行われます。さまざまな種類のレクリエーションが企画され、介護職などのスタッフの進行により実施されますが、これが意外と難しく、苦手な人が多い業務となります。実はこのレクリエーションに役立つ資格がいくつかあります。

まずはレクリエーション介護職の資格。レクリエーションの知識や企画を立てるためのアイデアの引き出しを増やし、さらにはコミュニケーション能力を高めるための方法なども身につける資格となります。日本アクティブコミュニティ協会の認定資格となります。目安として12時間ほどの講座を受けて試験に合格する必要があり、また1級と2級があり、1級は2級を持っていないと受けることができません。通信、通学、どちらでも取得可能です。

レクリエーション・インストラクターという資格もあります。介護現場における歌や、体を動かすレクリエーション、集団で行うレクリエーションなどに関するスキルを習得する資格です。こちらは日本レクリエーション協会が認定している資格で、こちらもレクリエーションだけでなくコミュニケーションスキル、さらには一人一人の個性を尊重するスキルなども身につけます。通信、通学、もしくは大学、専門学校でも養成講習を受けることができ、その後資格認定審査に合格する必要があります。学習方法でも違いますが取得するまでに3ヶ月から1年ほどかかります。その他にも介護レクインストラクター、認知症予防レクインストラクター、福祉レクリエーション・ワーカー、など細分化されていて、職場に合ったものを取得することが可能です。